一度、永代供養墓に納めた場合、数年後に遺骨を引き取りたいという方はかなり少ないです。

理由としては色々考えられますが、管理に困る、引き取り手がいないなどが挙げられます。

時間の経過とともに引き取りたいといった声が少なくなっていきます。

ただ、永代供養墓に納められたからといって遺骨を引き取れないわけではありません。

数年間は遺骨が管理されますので、もしその間に考えが変わったということなら引き取ることも可能です。

ただ、やはり引き取り手がいない、特に遺骨を引き取る予定がないということでも問題ありません。
一定期間が過ぎると、遺骨は合祀墓へと移されます。

引き取ることはできませんが、しっかり供養が行われますので、無碍に取り扱われることはありません。

ただ、一度合祀墓へ移動すると、その後は遺骨が誰のものなのかわからなくなります。
そういった流れになることはしっかり理解した上で、永代供養墓を利用するようにしましょう。

合祀墓へ移行することに対して特にマイナスな考えを持つ必要はありません。
むしろ墓地を管理できずに放置されている状態の方が故人にとっても浮かばれないのではないでしょうか。それであれば、霊園や寺院側が管理をしっかりと行って供養されていくほうが安心感もあるはずです。

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