2024.04.19
人吉球磨地方最古といわれる石造りの眼鏡橋や巨大な岩石をくり抜いた山門がある人吉市の石水寺は、供養に関するご相談を承っております。皆さんは供養というのはどのようなものであるのかについて、ご存知でいらっしゃいますでしょうか。供養にはいくつかの方法がありますので、今回は少しお話をさせて頂きたいと思います。
まず第一に、仏教供養ということで香華、燈明、飲食という供物をささげて、仏様や菩薩様、神々などに敬意を表するものです。その他には、法事の際にお坊さんに読経してもらうのも含まれます。また、追善供養ということで、故人を慮り、生前に好き好んでいた食べ物、嗜好品、お線香などを仏壇の前にお供えをすることによって供養を行うものです。そして、行供養ということで、他人のために良いことを積み重ねることで修業をするという供養もあります。
人吉市の石水寺は曹洞宗の寺で4月上旬には、海棠が咲き誇り境内を桃色に染め上げます。 また、人吉球磨地方最古といわれる石造りの眼鏡橋や巨大な岩石をくり抜いた山門がござます。 本堂屋根裏を利用したスペースには展示室があり、石板の版画『十六羅漢図』や『地獄十王図』の掛け軸などを拝観することができます。