人吉市の石水寺は、地域の皆様より供養・納骨堂に関するご相談を承っております。皆さんの中には納骨堂という名称を耳にされたことがありますでしょうか。実は最近納骨堂のご利用が多くなってきています。それには一定の理由がありますので、今回は納骨堂が選ばれている事情について、少しお話をさせて頂きたいと思います。

まず第一に、伝統的なお墓とは異なり、近年ではお墓の承継者がどんどん減ってきていまして、誰からもお世話をしてもらうことができないお墓が多くなってきているのです。そこで、子供などに負担がかからないようにということで、比較的少ない負担で問題がない納骨堂が選ばれているのです。そして、納骨堂というのは往々にして交通のアクセスの良い場所に立地していますので、ご高齢の方やお足の悪いにも喜んでいただいております。

人吉市の石水寺は曹洞宗の寺で4月上旬には、海棠が咲き誇り境内を桃色に染め上げます。 また、人吉球磨地方最古といわれる石造りの眼鏡橋や巨大な岩石をくり抜いた山門がござます。 本堂屋根裏を利用したスペースには展示室があり、石板の版画『十六羅漢図』や『地獄十王図』の掛け軸などを拝観することができます。

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